神開の書棚③

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読めば確実にあなたの地となり肉となり、
さらには武器にもなるであろう書籍を
毎回1冊ご紹介。

 

今回取り上げるのは・・・

ブライアン・トレーシー著
「ブライアン・トレーシーが教える 最強の営業」
(かんき出版、2016年)

 

表紙カバーのそでに記されたプロフィールによると、
この著者は「アメリカでもっとも著名なスピーカーの
1人にして、ビジネスコンサルタントの権威。

 

これまで世界40か国で1000社を超える企業の
コンサルタントを務め、500万人以上に
講演をしている」(要約)とのこと。

 

へ~ぇ、すごいですね。しかし、こういう立派な経歴を
耳にすると、なんとなくハーバードのMBAホルダーや、
MIT出身の天才イノベーターなんかを想像し、
「どうせ、オレなんか」と、少しひがんでみたくなります。

 

しかし、この著者は、自信のウェブサイトのプロフィール
によると、実は高校中退。

 

それだけで思わず、親しみを持ちそうになるのは
凡人のサガですかね?

 

いや、でも確かに、この本には学歴エリートが書くような
理屈っぽいところはほとんどなし。

 

対面販売こそ最強のモノを売る方法、理論より実践、
戦略より戦術、ロジックよりエモーション・・・、
そして何より、自分のことを好きになることが
一番重要。

 

その要諦を著者はプロローグで次のように
記します(ここはかなり理屈っぽい)。

 

心理学者は自尊感情とその人個人の働きの関係を語る時に、
『業績にもとづく自尊感情』という表現を使う。

 

これは単純に、自分のことが好きになる程働きがよくなり、
働きが良くなれば、さらに自分のことが好きになる
という意味だ。

 

一方が増えればもう一方も増えるというように、
互いが互いの糧となるのだ。

 

この感じわかりますか?

 

「自分のことを好きになる事」と「働きが良くなる事」を、
どっちが先でどっちが後かという、不毛な
「卵ーニワトリ」関係にするのではなく、回転させることで、
その輪を大きくするループの状態にもっていく。

 

それは「好きこそものの上手なれ」という状態に
近いと言えましょう。

 

あの諺の「好き」と「上手」も「原因ー結果」の因果ではなく、
ループの関係ですよね。

 

著者の示す「最強の営業」とはつまり、そのループを最高速でまわし
どこよりも大きい輪を描いている人のことです。

 

そういった状態にあることが、
「最強の営業」の必要条件だと語られます。

 

では、「最強の営業」の十分条件とはなんでしょうか?

 

それを記したのがこの本の本論に当たりますが、
それは上でも述べた通り、理屈っぽい話などほとんどなく、
プレゼン方法から食事習慣まで、実に具体的に記されています。

 

しかし、ここで見逃してならないのは、この十分条件を
満たすことが、実はあの必要条件に達する唯一の道であり、
その逆もまたしかり、というループの状態にある事です。

 

いやはやなんともややこしい。

 

でも、このややこしさをやり抜くのが
「最強の営業」ということになるのでしょう。

学歴エリートには絶対に書けない、
営業マンとして希望と共感をもてる一冊です。

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